老年看護学実習Ⅰが終わりました

この実習では、老人福祉施設に入所する高齢者の生活援助を通して、高齢者看護を学びます。
今年はコロナの影響があり学内実習となりましたが、さまざまな学びを得ることができました。

コミュニケーション演習の利用者役では、老年期の身体的変化を演じるだけでなく、自分たちが時代をさかのぼり、これまで生きていた背景を設定しリアルに演じました。
そうすることで、介護者側は声の大きさや速さなどを工夫するだけでなく、コミュニケーションを通して老年期の方の生活背景や価値観を汲み取ることを意識できました。

この演習を通して学んだことは、老年期の方は他のライフステージにある人と比べて、個別性が重要だということです。
老年期の方は私たちよりも長く生きてこられた大先輩であり、敬意を払って接することはもちろんのこと、その方の生きてきた生活背景や価値観を大切にして接することが看護をする上で重要だと思いました。

この学びを次の老年看護学実習Ⅱで活かしていきたいです。

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