大津赤十字病院と連携・協働し、
看護に必要な知識・確かな技術・人道に根ざした心を育んでいます。

本校は大津赤十字病院が1904年(明治37年)に日本赤十字社滋賀県支部病院として発足したと同時に、「日本赤十字社滋賀県支部看護婦養成所」として創立されています。そして、創立以来、明治、大正、昭和、平成、そして今の令和と、120年以上にわたる激動の時代変遷の中、絶えること無く看護師を養成してきました。
本校で養成する看護師に求められる基本となる資質は、日本赤十字社の理念である「人道・博愛」です。「人道・博愛」とは難しい言葉ですが、わかりやすい言葉で言い直すと「人に対する優しさ」ではないかと思います。患者さんのみならず、家族や同僚、そして全ての人に対して心優しい看護師になっていただきたいと願っています。
最近の医療を取り巻く環境は、複雑、かつ高度になってきています。患者さんに信頼されるためには、看護師にも医療のプロフェッショナルとしてのしっかりした知識、技術が求められます。本校では、大津赤十字病院と連携し、社会から求められる知識、技術の学習環境を提供しています。特に、救命救急、周産期医療、最先端のがん診療、災害医療などの大津赤十字病院が担っている高度医療を実体験として学ぶことができます。また、プロの医療人には高い見識も必要です。可能であれば、3年間の学生生活の中で、多くの書物に触れ、多くの先輩に会い、多くの趣味を楽しみながら、幅広い教養を身につけていただきたいと思います。
本校で長年培われてきた赤十字精神を受け継ぐ心優しいプロの看護師を目指す皆さんとお会いできることを教職員一同楽しみにしています。

大津赤十字看護専門学校 学校長小川 修おがわ おさむ

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